委員長の部屋


豊田弘 執行委員長

東海総支部第9回定期大会を終えて

 この一年間については、すべての活動を組織内『石橋みちひろ』の再選につなげる取り組みを行なってきました。大変厳しい選挙戦ではありましたが、組織内『石橋みちひろ』は、17万1486票を獲得し、民進党が比例区において11議席を確保する中、第9位で2期目の当選を勝ち取ることができました。分会・部会役員をはじめ、この間ご協力をいただいたすべての組合員・退職者の会会員とご家族の皆さんに心から御礼を申し上げたいと思います。
 向こう一年間を展望して、5点の課題認識について申し上げたいと思います。

 1. 「第24回参議院議員選挙」と今後の政治活動の強化について
 参議院における自民党の単独過半数と、改憲勢力の3分の2議席を許す結果となりました。
 組織内『石橋みちひろ』の必勝に向けた取り組みについては、さまざまな取り組みを行なってきました。東海における獲得票数については、2万690票であり、6年前の獲得票数から4600票以上の上積みとなり、一定の評価はできますが、組合員と退職者の会会員の居住者数からすれば課題が残る結果でした。目標に届かなかったのは何が原因だったのか、何が足らなかったのかも含めて、総支部および各県域の中で情報労連、グループ連絡会とも連携しながら検証を行ない今後の政治活動につなげたいと思います。

 2. NTT西日本グル―プの安定的経営基盤の確立と今後の対応について
 安定的経営基盤の確立に向けては、NTT西日本グループが掲げる「飛躍のステージ」の実現が不可欠であるとともに、私たちの雇用の安定・確保や労働条件の向上にもつながることから、積極的な対応を行なう必要があります。
 また、「採用から65歳までの雇用制度」における継続課題や福利厚生などの労働条件の課題については、この間の総支部委員会等における論議もふまえ、引き続き西本部への意見提起を行なっていくこととします。

 3. 安全労働について
 「安全と健康は事業運営の何よりも優先する」との基本認識のもと、「人身事故ゼロ」を追求し、「防げるはずの事故は防ぐ」という強い決意で取り組みを進めてきました。東海管内において、昨年の9月転落死亡事故、今年6月にもドコモ社発注の工事ではあったものの転落死亡事故が発生し、協力会社の仲間の尊い命が犠牲となってしまいました。
 発注元と下請けという「甲・乙の関係」や、企業・労働組合の「労使の関係」を乗り越えて、「安全と命」を守るための再徹底を、情報労連とも連携しながら強く求めることとします。

 4. 「東日本大震災」、「2016熊本地震」を教訓とした災害対策の推進について
 次は東海地域だという危機感のもと、東海・東南海・南海トラフ巨大地震に備えた災害対策の推進を行なっていくこととします。
 具体的には、@組合員と家族における防災・減災意識の向上に向けた取り組み、A危機管理マニュアルを活用した総支部・分会・部会の体制の確立や任務分担、Bグループ連絡会および退職者の会を含めた緊急連絡体制の確立、C災害用備蓄品のあり方――等について早期に検討を行なうこととします。

 5.「 平和で人権が尊重される社会をめざして」について
 私たちの人権と尊厳は憲法で守られています。しかし、自民党の改憲草案は、個人の尊厳や自由を制限しようとしているのです。昨年の安全保障法制の強行採決でも見られるように、政府の強硬な態度は異常と言わざるを得ません。さらに、安倍首相は、第3次安倍内閣改造で「核保有を国家戦略として検討するべきだ」と発言をする極右の議員を防衛大臣に起用するなど、右傾化の動きを強めています。
 あらためて、「平和で人権が尊重される社会をめざした運動」を、連合・情報労連等とも連携し、すべての組合員とともに実践していかなければならないと思います。
 今後、改憲の論議が本格化されます。私たちもこの機会を捉え「憲法」についてもしっかりと向き合い学習を深めたいと思います。

NTT労働組合東海総支部
執行委員長 豊田 弘





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